ITエンジニアは、コンピュータやデータ通信など情報技術産業に携わる技術のことをさします。インターネットやスマートフォンが普及している現代、情報処理やシステムが身近になり、ITエンジニアやIT関連の職種の需要は高まりを見せています。
エンジニアの仕事について大まかに言うと、システムの設計からプログラミング、運用、保守、テストまでの各工程について業務を進めていきます。しかし、これら工程を一人で担うわけではなく、指揮管理を行う役割や、技術選定、設計を行う役割、コーディングなど実際に手を動かす役割といったように、1つの案件に複数のポジションのエンジニアが関わっています。
開発系エンジニア、インフラエンジニア、営業系エンジニア、プロジェクト管理など大きく分けても複数のポジションがあるエンジニア職。細分化すると15種類以上の役割があり、場合によっては企業によって名称が異なることもあります。
また、仕事内容も多岐にわたり、職種によって必要なスキルや資格も変わってきます。そのため、エンジニアの仕事をしたいと思っても、具体的にどの工程に携わりたいのかを決めておいたほうがスムーズです。ITエンジニアとして長く活躍したい思いがある方は、目指すところをどこにするかでも変わってきます。そのため、キャリアイメージも持っておいたほうがいいでしょう。
技術の知見、経験を広く積んでフルスタックエンジニアとして現場で活躍したい、SE・コンサルタントを目指したい、一つの技術に精通したエンジニアになりたい、PM,PLを経て独立したいなど、色々な目標を立てられるのがエンジニア職の魅力の一つでもあります。ご自身にマッチするキャリアイメージを固めつつ、やりたいことを検討してみてはいかがでしょうか。